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最適空気圧とゲージ付きポンプの勧め

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旭川の雪もかなり解けてきた。
「そのうち解けるんだからぁ」などと、氷割をする人を冷やかすタイプの人と、冷やかされて「エヘヘ」と恥ずかしそうにし、でも割らないと気がすまない、そんな人のタイプを2極に分割してしまう季節である。
自分は後者である。

あったかくなってきたので〇転車修理の仕事がポツラポツラ入ってくるようになった。
八百屋が出張修理をしている、おもしろいめずらしいとのことで、「月間フィット」さんの取材を受けた。5月号の修理特集に乗るらしい。4月25日の夕刊の折込に入るのか?な?
あとフリーペーパー?なの?

いろんな自転車修理をさせてもらって思うのだが、まず、まず思うのだが、みなさん、タイヤの空気が足りない。
ほとんどの人が空気不足で自転車に乗っているといっていい。
そのために起きるトラブル(パンク)が圧倒的に多い。
空気圧さえ面倒みていればほとんど修理に出費する必要がないのではないかと思うのだが、、、

パンクの原因の6割が空気不足によるといわれている。

歩道から車道へ急に降りる時などの段差によって、アスファルトと自転車のリムにチューブがはさまれ穴があきパンクするケースが一番多いと言われている。空気がちゃんと入ってさえいればこのトラブルは無い。


昔はタイヤの出来が悪かったため、空気を入れ過ぎると、チューブが飛び出してきたり、バーストしたり、硬くて腰が痛くなったりなどの迷信ともいえるような事情があったため、昔の自転車屋さんはいまだに、少し軟らかめに空気を入れた方がなどと言う人もいるらしいが、今となってそれは事実ではない。

今では自転車を飛行機でも乗せてよっぽど高度の高い気圧の低い場所に持っていかない限り自然バーストはしないし、タイヤもよくなっているので、かなり劣化して亀裂でも入らない限りチューブは飛び出してこないし、今時のタイヤは空気を入れすぎてもゴムみたいに硬くならないし、サドルにもサスペンション機能がついている。

今のタイヤというのはある意味、硬くすればするほど、路面に対する密着面積がすくなくなるので、早く快適に走れるようになる。

鋭利な石ころを踏んづけてしまってタイヤが硬いこことによりパンクするというケースは全体の数パーセントに過ぎない。我々が子供の頃はジャリ道が多かったが、今、市街地はほとんどオンロード状態(舗装道路)なので、最適空気圧(ちょっと固め)に入れて走行したほうが、いいことだらけなのである。百利あって一害なしなのである。


ではどうやってどれくらい入れればいいのか?
なので自分はゲージ付き空気ポンプを買うことを勧めているのである。

昔はゲージ付きポンプなど手の届かない程高価な物だったが、ホームセンターで今3000円代で買える代物になってきたので、ぜひ一家に一台あって欲しいアイテムなのであります。

例えば家族4人のお父さんお母さん小学生の息子、娘の家族構成の場合、お母さんのママチャリ(26インチサイズ)の最適空気圧は300KPA(キロパスカル)、息子が乗るマウンテンバイクは420KPA(キロパスカル)、娘の乗る子供用自転車(24インチサイズ)は350KPA(キロパスカル)、んで、お父さんが通勤のため、あるいはダイエットのためクロスバイク(あるいはロード用サイクル)を所有しているとしたらそれは620KPA(キロパスカル)。
家に4台も自転車があるとする。
めずらしいケースではないと思う。
この場合、4台とも最適空気圧が違うのである。
本来自転車にあわせて空気を入れてやらなければならない。ゲージ付きのポンプがなければ絶対に無理なのであります。

そこでゲージ付きのポンプを買ったとする。

いくら空気を入れたらいいのか?

タイヤに書いてあります。

今のタイヤには必ずと言っていいほどきちんと空気をいくらいれたらいいかが表記されております。

おるのですが、残念、しかし なのであります。

自転車の空気圧を表現する方法がなんと4種類もあるのでありあす。
いいかげんにしろ!と言いたくなるほど何種類も単位の考え方が違うのでります。
統一されていないのあります。
それが自転車の空気圧に対する考え方をわかりずらくしていて、大勢の人間が致し方なく空気不足に甘んじなければならない現状を引きおこしているのだとも思います。

なんとか空気圧の理解を深めていただくべく説明を試みてみたいと思います。

タイヤに書いてある空気圧の表現はこんな感じです。

① PSI(ピーエスアイ)

② BAR(バール)

③ KPA(キロパスカル)

④ KG/CM2(キログラムフォーススクエア平方センチメートル 一般的には単に 気圧 と呼ぶ)

必ずこのどれかの表記がされています。

①のPSI(ピーエスアイ)は英国表記で分子がポンドで分母が平方インチです。
  一平方インチの空間に何ポンドの力が加わっているかを表す単位です。

②のBAR(バール)は昔、天気予報で気圧を表す単位でした。ナントカミリバールとかいいましたよね。

③のKPA(キロパスカル)、現在の天気予報などで(ヘクトパスカル)おなじみの単位です。
  (気圧の考え方を最初に発見したパスカルさんにちなんでそう呼ばれております)

④ KG/CM2(キログラムフォーススクエア平方センチメートル 一般的には単に 気圧 と呼ぶ)は
  分子がキログラムで分母が一平方センチメートル)一平方センチメートルの空間に対して
  何キログラムの力が加わった状態を表す単位。米国、フランス、日本で使われている。

このどれかの表現がタイヤに刻印されているわけであります。
ここまで分かりずらいわけですから、ほんとにバカヤローと言いたいですよね。全くです。
しかしひるまないで先に進みます。


ママチャリの例でいきます。

タイヤにこう書いてあるとします。よく書いてある例です。

「52PSI/350KPA]

これは、ゲージがPSIなら52の目盛りまで空気を入れてください。
またはゲージがKPAなら350の目盛りまで入れてください、ということを我々に伝えようとしてます。

ここでコツです。

PSIというイギリスの単位は我々日本人には全く水に合わない単位なので無視するのです。

見ないようにします。

そしてその他の3つの単位だけに注目するようにします。

350KPAは イコール 3.5(BAR) イコール 3.5KG/CM2 なのです。

350キロパスカルはなんと3.5バールと同じではたまた3.5気圧と同じだと言うことなのであります。

ちなみに 300KPAは イコール 3.0(BAR) イコール 3.0KG/CM2 と同じなのです。
(厳密に言うと若干違うのですが、自転車の空気圧の場合は同じと考えてOKであります)

賢明な方はお気づきのことと思いますが、つまりPSI以外の単位は桁違いはあれど、数字が同じだということなのであります。

ですからお手持ちの空気ポンプのゲージの単位が
 
KG/CM2

だとして 上記のママチャリの例の

「52PSI/350KPA]

のタイヤだとしたら、52PSIは見ないようにし、350KPAに着目し、
350KPA は 3.5KG/CM2 と同じでありますから、ポンプを3.5の目盛りになるまで漕げばいいということになるのであります。

上の写真はうちのゲージ付きポンプのゲージの部分の写真なんですが、
おわかりになるでしょうか、外側は目盛りはPSIを表し内側はBARを表しています。
上の写真のゲージの例であれば外側のPSIの目盛りは見ないようにして、内側の目盛りが3.5になるまでポンプを動かせばいい訳なのであります。
他にいろんなタイプのゲージポンプが出回ってます。外側がPSIで内側がKG/CM2だとかです。
しかし上記の理屈が分かっていればどんなゲージにでも対応できるようになってしまう訳なのであります。ぜひ覚えておいて欲しいミニ知識なのであります。

ん?何?タイヤに 「52PSI」 だけしか書いてなかったらどうすればいいか?って?

心配ありません。

日本で出回っているタイヤは必ず英国表記以外の表記がどこかにされていますのでそれを探してください。必ずどっかにPSI以外の表現が刻印されています。

後よくある表記は

クロスバイクやスポーツタイプの自転車の表記ですが

5.2BAR-7.2BAR( 5,2-7.2 KG/CM2 )

こんな表記もよく見ます。

これはどう考えればいいかと言うと

「最低でも 5.2気圧の空気を入れて欲しい、んで 7.2気圧以上にならないようにしてね」

と伝えてくれています。

普段買い物に行くくらいなら 5.2 でOKだけれども、サイクリングやツーリングなどの遠出をするときは 7.2 くらいの高圧にした方が楽に走れますよ~ ということを伝えようとしているんであります。


どうでしょうかか?説明がうまいこと伝わったでありましょうか。
自転車の空気は乗らなくても半年で2割減ると言われています。
毎月チェックしなくても、2ヶ月に一遍はチェックして欲しいところであります。
車も2ヶ月くらいしたら結構減ってますよね、車と同じなのであります。

もしゲージ付きのポンプまで買いたくないという方はですね、一度ゲージポンプで最適空気圧にしてもらって、そのタイヤの硬さを指に覚えさせてですね、んで 次回から、それより軟らかくならないような感覚で空気入れを使用していただければいのではないかと思うのでります。

今おすすめのゲージ付きポンプです。仏、英、米、のバルブに対応していて、10barまで入れられえます。ぜひ一家に一台、おすすめです。


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